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ソードワールドセッション: 於11月10日
 アシタカ氏新居見学会を兼ねてMADテープ聞いたりしながらRPGもやってきました。

 今回のメンツはこんな感じです。

 砂漠の旅から帰ってきたものの諸般の事情(キャラクターシート紛失)のため現金が無く、開店キャンペーン中で安い宿屋に泊まるパーティ。する事も無くしばらく滞在しているとどんどん客が減っていく。店主から以前のオーナーが嫌がらせをしてくるので護衛をしてくれと依頼され、表面上は請ける一行。店の周囲を見張ったりし始める。

 その間、シーフギルドで店主の裏を取るトーレンス。最近オーナーが変わったというのは本当で、現在のオーナーになってからみかじめ料が納められていないらしい。現在の店主についてはギルドの方でも裏が取れていないとのこと。何者かが嫌がらせをしてくる件に関しては、痛い目にあわせるならギルドの都合もあるので街の外でやるか、話を通してからということになる。
 最近流れ者が増えてギルドの方でも把握しきれていないという情報屋の言う通り、情報は今ひとつ不確かだった。

 とりあえず戻って今後の事を相談するが、持ち合わせがないのでとりあえずここに滞在するしか無い。また見張りを続けていると、店主から差し入れに酒がふるまわれる。飲んでみたらバタバタと眠ってしまう一行。

 まず気がついたのはアーキンだった。全員が縛り上げられ猿ぐつわを噛ませられたあげく、ズタ袋に入っているらしい。むぐむぐ言いながらしばらくしていると、牢に運び込まれてしまった。
 自慢の筋肉を使い縄を力ずくで振りほどくアーキン。トーレンスも気がつき、縄から抜け出し他のメンバーの縄をほどく。宿にいた他の冒険者も二人ほど捕えられていた。とりあえずは周囲を把握しようとアーキンに肩車されて空気取りの窓からセルフメイヤが外を見てみると、どうやら砂漠の中にある廃墟の地下であるらしいことがわかる。

 とりあえずどう脱出するかを考えるが、もちろん武装は全て解かれており徒手空拳で敵と戦わなければならない。発動体なしでも魔法を使えるルールを採用しているので、石でもあればストーンサーバントを召喚して壁にするのだがと嘆くセルフメイヤ。
 無いものねだりをしてもしょうがないので、ルークのフォースとアーキンが組み付いてからの無力化でなんとかすることになり、とりあえず古典的なトイレで見張りを呼ぶ作戦をやってみるが、不発。
 見張りは近くにずっといるわけではないようなので、いなくなった時を見計らい扉を開けて脱出を図る。通路の途中で他の部屋も調べるが、普通の泊り客などで装備は見つからなかった。

 レンジャーで忍び足をしてよいとGMが判断したため、セルフメイヤ以外全員隱密行動ができることになり、体力のあるアーキンが先行して偵察していると後ろからギャロットで不意をうたれる。しかし数ラウンド後にルークのフォースがクリティカルし、事なきを得た。増援もこないようなので見張り部屋にあった装備を奪還して地上に出ると、所々をほろ布でつぎはぎした廃墟だった。そして、ばらばらと飛び出してくる敵。ここは町の外なのでシーフギルドのとがめだても無いはずだと邪悪な笑みを数名が浮かべつつ、戦闘に入った。

 挟撃されたのでセルフメイヤがダークネスを放ち敵を分断しているうちに、トーレンスとアーキンが近場の敵に飛びかかるが、トーレンスは落とし穴に落ちてしまう。それを横目で見ながらアーキンは安全な足場を見定めて飛び込み、グレイブを振り回す。トーレンスも落とし穴から飛び上がりざまに手槍を相手の懐に滑り込ませ、一撃で一人を倒す。近接組が二人組の賊を始末しているうちに、セルフメイヤとルークはライトニングと矢を暗闇に打ち込み降伏勧告をする。
 あっさりと降伏勧告は受け入れられる。暗闇を解いて中を見ると、一人は自分達が用意していたトラバサミにひっかかっていた。
 彼らを尋問すると、まだボスがいるとのこと。嘶きを聞きつけてパーティが外に出ると、ボスが馬に乗って逃走しようとしていたので、スリープクラウドで馬を寝かせて捕縛。

 人さらいを官憲に突き出し、シーフギルドに顛末を報告して今回の騒動は終了。ボスの自供とシーフギルドの情報を総合して考えると、彼らはロドーリルの奴隷商人だったらしい。あまりあの国には関わりたくないと言いながら、金一封を懐に次の宿を探す一行であった。
by paladin | 2004-11-14 13:27 | SW
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